目的をしっかり持って
2013年、富士山が世界遺産、和食は無形文化遺産になるなど、世界的に日本が注目を集めていると思いませんか?そのせいか、最近は海外からの旅行者が増えています。
英語圏だけではなく、中国、韓国、東南アジアからも増えているようです。
中国からは買い物が目的の人も多く、デパートやショッピングセンター、百均までも英語表記だけではなく、中国語、韓国語も併記されている場合が多くなってきました。
観光地でもらうガイドやパンフレットにも、外国語の表記がある物が当たり前のようになっています。
このように、海外からの観光客が増えてくると、それに対応する日本人も外国語の勉強が必要になってきます。
例えば、観光地で、個人でお年寄りが経営しているお土産屋さんにも外国人が来て、外国語で話しかけてくるときです。
さっぱり言葉が分からなくて困った、もう少し分かってあげられたらよかったのに、ということがあって、年をとってから英語の勉強を始めたという人もいるようです。
お店の人が外国語を使えたら、お客さんも口コミで増えるかもしれない、とも思うでしょう。
このように、目的があると、外国語の上達は早いです。
ほかにも、外国語が必要だと思った例として、外国人から道を聞かれて困った、あの国に旅行に行きたい、などがあります。
目的意識を持って外国語を勉強して、それが順調に進むと、今まで目的があって勉強していた外国語にもっと興味を持ち、勉強している理由が「その言葉が好きだから」というようになることがあります。
その外国語自体が好きになれば、勉強がとても楽しくなっていきます。
そうなればしめたもので、自分が思っていた以上に上達していくでしょう。
はっきりした目的がなくても、外国語を勉強したいという人がいるかもしれません。
そういう人は、外国語の勉強にはかなり頭を使うので、認知症予防のためや、外国の歌手を好きになって、歌詞の意味が知りたいと思いこむなど、目的をわざと作って勉強してみてはいかがでしょうか。